関東の南に位置する千葉県でおすすめのドライブコースと言ったら、やはり海に面した道路でしょう。
ほとんどが海に囲まれていると言っていい千葉県ですので、ぐるりと海沿いを走ることができます。まず簡単に言うと、県の最東端にある銚子市を出発地点として、そこから九十九里を経て、勝浦、鴨川方面へ南下、そして最南端の白浜町を折り返し、そこから木更津、市原方面へと北上、埼玉との県境に位置する野田市を回り、利根川沿いの道を、太平洋へと流れ込む河口、つまり銚子方面へ。
これで千葉県が一周できるコースとなります。
その中でも、やはり出発地点となる、銚子市。ここには有名な、犬吠埼灯台や、君ヶ浜、少し市内を回れば、銚子電鉄やしょうゆ工場など、ここだけでもかなりの時間を要することになるでしょう。
そしてその隣、飯岡には、千葉県のドーバーと銘打たれた屏風ヶ浦があります。ここにも灯台があり、しかも海沿いに続く防波堤は、銚子方面へ徒歩で散歩でき、下からの屏風ヶ浦を堪能する事もできます。ただし、波の高い日などは注意が必要で、そうでない日でも、ところどころ崩れている場所や、灯台真下などからの崖崩れには十分注意しなければなりません。
これだけでも、見る場所が多くあり、ゆっくり観光している人にとっては、ここで一日が終了してしまいますが、千葉県の魅力を十分堪能できることでしょう。
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